ごあいさつ

Woodyan(ウッドヤン)は、木材の中でも古材に属し、なおかつ仮設資材という科の中でアンティークに属するものを中心に取り扱いをしている物凄くニッチな事業です。昨今、建物自体はコンクリートのRC造などが増加していますが、内装に木材を使用するケースが頻繁にあります。それはなぜなのでしょうか?

森林の画像

こんな時代だからこそ誰もが
自然素材の“暖かみ”を求めています。

これは人間が、古来より繁栄を続けてきた中で、受け継がれ培われてきた感覚であると言えます。
その暖かみが人間に大きく与えるものとして、リラックス効果が考えられます。
森の中に立った時、何とも言えない爽快な気分になり、心が洗われたような感覚になった事はありませんか?
ストレス社会の現在。人間は知らず知らずにその感覚を求め、普段過ごす建物の中で木の暖かみを再現したいと考えるからでしょうか。
家はもちろん、本棚やゴルフのドライバーなど。昔は日常生活において木材でできているものが身近にあり、触れていたはずです。
しかし現在は、ほとんどのものがそれに代わる安価なもので造られています。
せめて建物の内装だけでもリラックスでき、かつお洒落のアクセントとして木材を使いたい…。そういう想いが皆あるのだと思います。

ウッドヤン古材写真

ゆったりとした時の流れを
楽しむために身近に感じたいもの。
それが木材なのではないのでしょうか

お問い合わせが多い案件は、雑貨や洋服を取り扱う店舗、カフェや居酒屋といった店舗を設計する際に使用したいというものです。これらに共通するのは、お客様にリラックスした気持ちで利用して欲しいという「長時間の滞在」をコンセプトとして設計されるものであるという点。顧客の購買心理を煽り立て、値段勝負のものを素早く売りさばく形態の店舗ではないのです。店舗だけではなく、自宅で癒しを求められる方もたくさんいらっしゃいます。そういう方はDIY素材として古材をお買い求めになり、自宅のアクセントとしてご利用されます。

手間を惜しまず品質にこだわり
古材ならではの魅力を伝えていきたい

当社の古材に対する想いや、その特性を生かした用途をご理解いただいた上でお付き合いをさせて頂きたいと考えています。古材には、新品のような綺麗な光沢も無ければ品質にも統一感はございません。ひとつひとつクセがあり、その特性をよく理解しておかなければ、施工するのも一苦労です。ではなぜ新品ではなく、古材なのか…。古材には長年の経年変化により威風堂々とした風合いがあります。建設現場での酷使に耐え抜いてきた荒々しさや力強さも兼ね備えています。それら全てが趣であり、味わいとして皆様の心に響くはずであると確信しています。

古材足場板の画像